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MSA-007T ネロ・トレーナー [部分編集] 栄光の戦史 UNIT U-388 青 2-2-2 C ネロ系 MS (自動A):このカードは、キャラクターがセットされている場合、「高機動」を得る。 宇宙 地球 [2][1][2] キャラが乗ると高機動になるウィニーユニット。 例えば青ウィニーはキャラクターが多く採用されているデッキなので、高機動を得る機会は多いと言える。 ただ単体として見た場合、2国ユニットとしてはかなり貧弱。
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暫定的に第6世代のページから一部引用して名前順のみ作成しました。 抜けてる部分などがありましたら追加・修正をお願いします。 トレーナーの肩書き一覧名前順ポケモントレーナー 一部のダブルバトルトレーナーについて 基本給の多い順 トレーナーの肩書き一覧 賞金が発生する戦闘のトレーナー肩書きのみ記載。 トレーナー戦の賞金額=基本給×最後に出す予定のポケモンのレベル。「基本給」とは便宜上の呼び名であり、正式名称ではありません。 おまけ:「賞金が発生しない戦闘」の肩書き=エーテルだいひょう(2回目),バトルレジェンド。 名前順 赤字は今作で初登場の肩書き。 肩書き 基本給 肩書き 基本給 イーブイつかい 88 せんせい 48 エーテルざいだん(ザオボー) 240 ダンサー 40 エーテルざいだんのしょくいん 48 たんぱんこぞう 20 エーテルしぶちょう 120 つりびと 24 エーテルだいひょう 240 ニンフィアつかい 12 エーフィつかい 40 バックパッカー 24 エリートコンビ 136 バッドガール 32 エリートトレーナー 68 バッドガイ 32 えんじ 16 バッドカップル 64 OL 40 ハネムーン 120 おとなのおねえさん 32 ビキニギャルズ 48 おまわりさん 40 ビキニのおねえさん 24 かいパンやろう 24 ビジネスマン 40 カラテおう 32 ブースターつかい 40 カラテおやこ ※ ふたごちゃん 24 かんこうきゃく 60 ファイヤーマン 40 キャプテン 120 ブラッキーつかい 200 グレイシアつかい 200 ベテランコンビ 176 ゲームフリーク 192 ベテラントレーナー 88 けんきゅういん 48 ベルボーイ 40 こうちょう 96 ホープコンビ 96 コック 40 ホープトレーナー 48 ゴルファー 60 ポケモンコレクター 32 ゴルファーズ 120 ポケモントレーナー(下記以外) 120 さぎょういん 40 ポケモントレーナー(グラジオ) 160 サンダースつかい 200 ポケモントレーナー(ジーナ・デクシオ) 140 ジェントルマン 200 ポケモントレーナーのハウ(1~3戦目) 20 してんのう 200 ポケモントレーナーのハウ(4戦目) 40 しまキング 160 ポケモントレーナーのハウ(5戦目) 60 しまクイーン 160 ポケモントレーナーのハウ(6戦目・防衛戦) 160 シャワーズつかい 200 ポケモントレーナー(マーレイン) 100 しれんサポーター 48 ポケモントレーナー(リラ) 220 スカルだんかんぶ 120 ポケモントレーナー(レッド・グリーン) 280 スカルだん(グラジオ1戦目) 40 ポケモンはかせ 240 スカルだん(グラジオ2戦目) 80 ポケモンブリーダー 40 スカルだんのしたっぱ 32 マダム 200 スカルだんボス 120 みずぎカップル 48 スポーツきょうだい 56 ミニスカート 24 スポーツしょうじょ 28 やまおとこ 32 リーフィアつかい 24 ポケモントレーナー 名前 基本給 ハウ(初回~3回目) 20 ハウ(4回目) 40 ハウ(5回目) 60 ハウ(6回目) 160 デクシオジーナ 140 グラジオ(初回) 40 グラジオ(2回目) 80 グラジオ(3回目) 160 マーレイン 100 グズマ 120 リュウキ 120 リラ 220 グリーン 280 レッド 280 一部のダブルバトルトレーナーについて 今作ではトレーナー1人1人での賞金を合算するので、基本給の異なるトレーナーの組み合わせだった場合、以下のような計算になる。 肩書き 基本給 カラテおやこ 32(カラテおう)+12(えんじ) 基本給の多い順 基本給 肩書き 280 ポケモントレーナーのレッド,ポケモントレーナーのグリーン 240 エーテルざいだんのザオボー,エーテルだいひょう,ポケモンはかせ 220 ポケモントレーナーのリラ 200 ジェントルマン,してんのう,マダム 176 ベテランコンビ 160 しまキング,しまクイーン,ポケモントレーナーのグラジオ(3回目),ポケモントレーナーのハウ(6回目・防衛戦) 140 ポケモントレーナーのデクシオ/ジーナ 136 エリートコンビ 120 エーテルしぶちょう,キャプテン,スカルだんかんぶ,スカルだんボス,ハネムーン,ポケモントレーナーのリュウキ 100 ポケモントレーナーのマーレイン 96 ゲームフリーク,こうちょう,ホープコンビ 88 ベテラントレーナー 80 スカルだんのグラジオ(2回目) 72 おとなのおねえさん 68 エリートトレーナー 64 バッドカップル 60 かんこうきゃく,ゴルファー,ポケモントレーナーのハウ(5回目) 56 スポーツきょうだい 48 エーテルざいだんのしょくいん,けんきゅういん,しれんサポーター,せんせい,ビキニギャルズ,ホープトレーナー,みずぎカップル 40 OL,おまわりさん,コック,さぎょういん,せいそういん,ダンサー,ビジネスマン,ファイヤーマン,ベルボーイ,スカルだんのグラジオ(初回),ポケモントレーナーのハウ(4回目),ポケモンブリーダー 32 カラテおう,スカルだんのしたっぱ,つりびと,バッドガール,バッドガイ,ポケモンコレクター,やまおとこ 28 スポーツしょうじょ,スポーツしょうねん 24 かいパンやろう,バックパッカー,ビキニのおねえさん,ふたごちゃん,ミニスカート 20 たんぱんこぞう,ポケモントレーナーのハウ(初回~3回目) 12 えんじ
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【元ネタ】史実 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】エイレーネー “アテナイア” 【性別】女性 【身長・体重】170cm・61kg 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具C+ 【クラス別スキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 【保有スキル】 皇帝特権:D 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。 該当するスキルは対魔力、洗礼詠唱、カリスマ、話術、拷問技術、等。 また、宝具の効果の魔改造にも用いられている。 聖人:D 聖人として認定された者であることを表す。 聖人の能力は“攻撃クリティカル時相手の視覚封印”のみに限定される。 【宝具】 『皇帝たるもの十全たれ(エイレーネー・バシリサ)』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人 皇帝の座への渇望と実の息子の目さえ潰して退位させる所業をミックスした宝具。 ローマ皇帝として即位する最低条件たる「五体満足たれ」を皇帝特権を用いて “五体満足”であることがその英雄たる最低条件として解釈(曲解、或いは魔改造)し、 エイレーネーの攻撃を喰らって五体満足でなくなった英雄の霊格を減少させ、能力や宝具を封印し弱体化させる。 なお、宝具の文面にはどこを潰してもいいように書かれているものの、 潰す箇所は息子を手に掛けた逸話の強烈さ加減ゆえに“目”でなければならないようだ。 【Weapon】 『杭』 コンスタンティノス六世の両目を潰した杭。 その際の傷がもとでコンスタンティノスはそれからほどなくして死んだとも 【解説】 東ローマ帝国唯一の女帝で、正教会では列聖されている。 夫レオン四世が崩御すると、幼い息子のコンスタンティノスの摂政として政治を取り仕切る。 夫同様、イコノクラスム運動への弾圧を強め、聖像敬拝の復活を事実上成した。 聖人に列聖されてはいる者の、性格は卑劣にして残虐非道で、 息子が成長して意に背くようになれば、ブルガリア遠征の失敗を利用して軍を率いて包囲、 結果として実の息子の目を潰して退位させ、自ら女帝として即位した。 国家元首としても、お世辞にも有能とは言えず、過度な減税やイコノクラスム信奉者の弾圧によって どんどん人望を失い、シャルルマーニュを“ローマ皇帝として戴冠”させてしまうという 帝国にとって大損失とも言える失態を犯してしまう。 その結果は、側近に背かれて廃され、ローマ帝国のイサウリア朝は断絶した。
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アイリッドトレーナー 概要 癖付けと筋トレの二つともを同時に行うグッズ。 目指せ! くっきり二重! ! 簡単、上まぶたトレーニングで美しい二重へ。1回たった5分! アイウェアー感覚の簡単アイトレーナー! ! 特徴 癖付けのみならず筋トレみも効果がある珍しいグッズ。 接着しないため、負担がない。簡単で楽である。 なにか作業をしながらでも使用できる。 アイリッドトレーナーについてコメントしてください。 名前
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「私の『死滅の唄』を聞いた時、地上の人間共は全滅する!」 【名前】 冥獣人セイレーンのネリエス 【読み方】 めいじゅうじんせいれーんのねりえす 【声】 勝生真沙子 【登場作品】 魔法戦隊マジレンジャー 【登場話】 Stage27「俺たちの絆 ~マジーネ・マジーネ~」Stage28「永遠に・・・~ジルマ・マジ・マジ・マジーネ~」 【所属】 地底冥府インフェルシア 【分類】 冥獣人/冥獣人四底王 【得意能力】 魅惑の歌声、死滅の唄、羽殺喪触手 【ニックネーム】 虐殺の歌姫 【怪物モチーフ】 セイレーン 【名前の由来】 セイレーン 【詳細】 魅惑の歌声で人々を誘惑して襲う種族・セイレーンの1人。冥獣人四底王の1体。 水のある場所を好み、水辺を通り掛かった獲物を美しい歌声で誘惑し、絹のようなしなやかで強靱な触手で襲い掛かる。 自身はセイレーンの中でも特殊な例を持ち、過去の戦いで天空聖者ブレイジェルに喉を潰され、人間の歌手・間宮レイを囮に歌わせていた。 自身に殺害されたレイの魂に逆らえない首輪を付け、彼女の歌と虜のハープで集めた人々の魂を喰らう事で喉を治そうと目論み、大勢の人々の魂を喰らっていく。 その過程でランニング中の翼もレイの歌の虜にされるが、翼の優しさに触れた彼女が彼を逃がす。 人々を集める場所を湖から竹薮に変え、レイの歌とハープによって集めた人々の魂を一斉に喰らおうとするが、駆け付けたイエロー以外のマジレンジャーに阻止される。 その直後、魔導神官メーミィの魔導陣によって巨大化する。 マジガルーダ以外のマジマジンがトラベリオンと共に繰り出すマジンシュートも通用せず、両目からの光線で5体を攻撃して撤退。 翼と共に逃走したレイを触手で連れ去るが、翼と心を通わせた彼女は「自身のための唄はもう歌わない」と言い出す。 そのためにレイの魂を「喉の薬」として吸収し、それまでにも吸収した数多くの人々の魂で喉は完治され、「喉鳴らし」としてマジレンジャーを死滅の唄で苦戦させる。 自身の体内からレイの魂を救おうとするイエローを両脇の下からの触手で縛り上げ、そのまま両目からの光線で攻撃する。 援護に参戦した妖幻密使バンキュリアがウーザフォンによる魔法で他の5人を圧倒し、自身はレイの魂を必死で救おうとするイエローを死滅の唄で変身解除に追い込む。 翼の勇気に応えたスペシャルな新魔法によってレイの魂が体内から救い出されてしまい、その怒りから両目からの光線で翼とレイに襲い掛かるが、最期は他の5人の合体必殺技「ワンダフルシャイニングスター」を受け爆散した。 敗北後、残骸は冥獣人コボルトのブルラテスに回収され、レイも昇天していった。 【余談】 ネーミングは「セイレーン(SEIREN)」のスペルを逆から読んでいる。
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前へ ~荒筋~ いつもと同じ日常に嫌気がさしたのび太少年はドラえもんの道具を使い、この世界をポケモンの世界に変えた。 そして彼はトレーナー試験の存在を知り、それを受験する事を心に決める。 No.004『INVITATION』 トレーナー試験。 年に一度、各地方及び各地域で開催される一大イベント。 その試験には老若男女問わず様々な人々が受験しにくる。 故にその倍率は5000倍を超える物であり、トレーナーの資格は弁護士、税理士等の数ある資格の中でも最も難易度が高い。 にも関わらず、小学生や老人まで参加してくるのは、それは単なる試験ではなくポケモンと触れ合うイベントという側面を併せもっているが故だろう。 参加するのも簡単。 参加申し込みの電話と書類を送れば、100%と言って良いほど参加が許可され、試験前日に招待状が送られてくる。 それは、かののび太少年も例外では無かった。 ここからはまた、のび太少年の視点で話を進めてみよう。 「…………うーん……」 僕はむずがゆい気持ちに唸り声を上げる。 今は試験前日の夜。 そろそろ「招待状」が送られてきてもおかしくない。 しかし、僕の家には僕のはおろか、ドラえもんの「招待状」さえ送られて来ない。 不安から僕はドラえもんにつっかかる。 「いったいどうなってんの!? ドラえもん、本当に申し込みしたの!?」 「したよ!もうちょっと待てないのかい!?君は!?」 ドラえもんもピリピリしている様子。 彼も緊張してるのかな。 険悪なムードの中、僕らは十分おきに交代交代ポストの中を確認しに行くが、中は常に空っぽ。 あと一時間待って、来なかったらキレようかなと僕が思った時だった。 ドタバタという音を立てながら、ドラえもんがポストの確認を終え帰ってきた。 「着いたよ!」 手を見ると二枚の紙が握られている。 恐らくそれが「招待状」だろう。 「よかったぁ~…」 僕は喜びの声をあげ、ドラえもんから「のび太様宛て」の招待状を受けとる。 黒と緑に縁どられた単純なデザインのそれは招待状と呼ぶには些か質素で、特筆すべき点といえば真ん中に「集合場所:東京ドーム 開催時間:AM9 00」と小さく書いてあるだった。 「なんか貧乏臭いなあ……。 もっと派手だと思ったのに。 それに何?集合時間が9時って。」 僕は愚痴を溢す。 招待状は貧乏臭いし、この時間は嫌がらせとしか思えない。 僕がぶつくさ文句を言ってると、突然ドラえもんは怪訝な顔付きでこっちを見つめてきた。 「何?」 僕は彼の視線が気になり、訊く。 ドラえもんは驚いた表情で僕に言った。 「のび太君。君、今集合時間が9時って言った? おかしいなあ。僕の招待状には昼の12時からって書いてあるよ。」 「えっ?」 僕はドラえもんの招待状をひったくり、その中心に目を走らせた。 それには間違いなくAM12 00との記述がある。 しかも、集合場所は渋谷のセンター街とある。 「おかしいなあ?僕が間違えたのか?」 僕は自分を疑い再度自分の招待状を確認する。 しかし、それの内容は以前見たそれと全く変わらなかった。 僕とドラえもんで集合場所も集合時間も違う? 訳が分からない。どっちが本当なの? 僕の脳はパニックを起こす。 すると、腕組みをして考えてる僕にドラえもんが自らの見解を述べた。 「きっと、会場が分かれてるんじゃないかな?」 「それだ!」 僕は相槌をうつ。 成程。確かに会場を区切れば大人数を一気にさばけるし、人見知りの人同士で協力しあうことを出来ないようにすることも出来る。 「それにしても……9時は酷い。」 僕の気持ちは既に明日の朝の気分だ。 起きれるかなぁ。 僕が沈んでいるとドラえもんは僕の肩を叩き、言った。 「まあまあ、君は明日が早いんだから早く寝なよ。 布団は敷いてあげるからさ」 ドラえもんは押し入れから布団を取り出し、畳の上に敷いてくれた。 確かに何時までもグジグジ言ってたって仕方ない。 今は明日に備えて寝よう。 「ありがとう。おやすみ。」 「おやすみ。明日は頑張ってね!」 僕はお礼を言って目覚ましをセットし布団の中に潜りこんだ。 明日の事を考えると少々寝苦しかったけど、眠りに定評のある僕は一分足らずで意識を吹っ飛ばす事に成功した。 試験前日の夜。他の受験者達も明日の試験に向けて英気を養っているだろう。 試験は既に始まってることも知らずに。 No.005 『TOKYO通信』 東京ドーム。 日本有数の観客収容力を誇る、言わずと知れた読売巨人軍の本拠地でありノンプロの方々の甲子園的な場所でもある。 この広大な球場はただ、野球のみに使われるのではなく、ボクシングのタイトルマッチや、アーティストのコンサート会場と、色々なイベントを執り行う施設になっていて、毎日人の出足が絶えない。 そんなモンスタードームに、今日も人々は続々と詰め掛ける。 しかし、その人々の目的は、阪神×巨人戦でも無ければ、ローリング・ストーンズのコンサートでもない。 己の夢、ただそれだけである。 そしてその中には我らが主人公、野比のび太も例外に漏れずやって来ていた。 「あ、あ、あ、あ、あ」 ドームの前で奇声を発するのび太少年。 無理も無い。 筆者も、初めて東京ドームに行った時、余りのインパクトに少なからずヒビった経験がある。 しかし、彼が驚いているのはその事では無い。 余りの人の多さに驚いているのだ。 「大丈夫かなぁ……。」 弱気なのび太は呟く。 見渡す限りで既に一万人は超えているだろうその人数。 倍率が懸念されるのと共に、そんな中に知り合いも無く放り出された不安も襲ってくる。 そもそものび太は、一人で遠くに出掛けた経験がこれといって無い。 空き地の土管に家出するような人間である。 「はぁ、こんな時にドラえもんが居てくれたら……。」 のび太の半ベソをかき、吐いた愚痴がため息になった時だった。 ふと、目の前を見るとアカの他人の山の中に、見知った顔が一つ。 団子っ鼻の小学生らしからぬガタイ、オレンジのシャツ。 そして何よりあのゴリラ顔。 あれはまさしく…… 「ジャイアン!!」 である。 「のび太じゃねえか!」 のび太の呼び掛けが聞こえたのか、ゴリラ顔、もといジャイアンは人波をかきわけのび太の元へとやって来た。そしてのび太に言う。 「お前も試験に参加すんのか?」 のび太は、うん、と答えるとジャイアンは辺りを見回すとのび太に抱きついてきた。 ジャイアンの体からはちょっと酸っぱい臭いがした。 「おお!不安だったぜ!心の友よぉ!!!」 よくよく聞いて見ると、クラスでここが試験会場であるのは、のび太とジャイアンだけらしい。 体は大人とはいえジャイアンもやはり小学生。 心細さを隠せなかったのだろう。 これで、孤独の心配は無くなった。 のび太はそう思った。 すると、 「ゲート開きまーす!持ち物検査を行うので順番に並んで下さい! プラスチック、金属品等は外しておいて下さーい」との声がした。 どうやらやっとゲートが開くらしい。 ジャイアンはゲートを指差して言った。 「おっ、入場ゲートが開いた様だな。 いくぜ、のび太。俺様についてこい!」 突然ガキ大将の風格を取り戻したジャイアンに、のび太は少し吹き出しそうになった。 二人はゲートでの持ち物検査が終わると駆け足でドームの中に向かった。 ドームの中は凄かった。 だが、単にドームの装飾や広さや看板が凄かった訳では無い。 そこを埋め尽す人の数が異常だったのだ。 「…………すげえ。」 ジャイアンはドームの観客席から感嘆の声を上げる。 流石の彼も三万人はいるであろうその中に、少なからず驚異を感じている。 「これから試験が始まるのか……。 なんだかなぁ。」 のび太お得意の弱気が始まる。 いつもはそれを「ばかやろう!」と打ち消すジャイアンも、今はそんな気分になれなかった。 やかましい会場の中、沈んだ気持ちになる二人。 しかし、それで潰れるジャイアンではない。 ジャイアンはのび太に言った。 「まぁ、沈んでても仕方ねぇぜ!俺達は俺達で頑張ればいいんだ。 一次位は突破して……」 「アハハハハハハハ。 それは無理だね。 一次試験は君達みたいな劣等生を叩き落とす為にあるんだ。」 突然、ジャイアンの言葉を何者かが遮った。 のび太とジャイアンは驚いて、その方向を見つめる。 すると、そこにはつり目で口のとんがったスネ夫的なオーラを持つ人物がいた。 「ズル木……。」 のび太は言う。そう、彼は隣のクラスのズル木だった。 ジャイアンは言う。 「それはどういう意味だ……?」 彼のその口調は文字にすると、落ち着いてる様に見えるが、ジャイアンは指をポキポキさせ臨戦体勢に入っている。 返答次第ではぶん殴る、そんな感じ。 ズル木は言った。 「おっ、おっ脅しても怖くないぞ! おっ、おっ、お前らみたいな塾も行ってない馬鹿がパスできる試験じゃないんだよ! このゴリラ!」 「な ん だ と !!!!!!」 しかし、このズル木少年。 中々のしたたか者である。リアルファイトでは勝てないのを熟知している彼はそう言い捨てると、細身を利用し人波に逃げ込んでしまった。 ジャイアンは構わずそれを追い掛けようとする。 「ズル木!殺してやるぅ!」 「ま、まずい、こんなとこでジャイアンが暴れたら……」 暴れ牛の様に興奮するジャイアンをのび太は食い止めようと努力した。 ゴチン! ジャイアンのフラストレーションは、ズル木の代わりにのび太の頭で晴らされる事になった。 「ひっ、酷い……。」 「おい、のび太、ちょっとアレを見てみろ。」 のび太が今日二度目の半ベソをかいたとき、バックスクリーンの電光掲示板にある人影が映し出された。 その映し出された人間は、ペコリとお辞儀をする。 邪馬台国人の様な特徴的な髪型に、地味な色の服。 のび太はその人間に覚えがあった。 「あれは………。」 のび太が言うが早いか、いつもはウグイス嬢のコールに使われるスピーカーから、女の声が響いた。 『お集まりの皆様、今年もトレーナー試験にご参加頂きありがとうございます。 私は、協会公認のカナズミジムリーダーのツツジです。』 「ツツジ?知らねえな。」 ジャイアンが呟く。 どうやら彼女はこの世界でも地味な存在らしい。 放送は尚も続く。 『第一次試験の試験官は、この私が務めさせて頂きます。 どうぞ、皆様、どうか観客席からグランドの方へお集まりください。』 プツン。 ここでアナウンスは終わった。 周りの人達が一斉にグランド内に詰め寄せる。 「のび太、早く行こうぜ。」 「うん。」 のび太達も人混みの中、グランド内へ向かった。 グランド内に人が移動してから10分、未だに次の放送は無い。 ガヤガヤ、ガヤガヤ、。 「なんか……訳が分かんねえな……。」 人波に揉まれながらジャイアンが呟く。 「アナウンス……始まらないね……ぶごっ!」 のび太の鼻に誰かの肘が当たる。 のび太はその肘の主を探すが、分からない。 それほど混雑しているのだ。 「ベゲッ!」 ジャイアンもまた、その洗礼を受ける。 「くそっ!誰だッ! 居ねえッ!今度見たらギタギタにしてやるッ! チクショウ!それもこれも……」 あの地味な姉ちゃんのせいだ! ジャイアンがそう言おうとした瞬間、やっと電光掲示板に再びツツジの姿が映し出された。 スピーカーから、また声が響く。 『みなさん、大変長らくお待たせいたしました。 これから、第一次試験を開始します。 みなさん、足元をご覧下さい。』 「足元だって?」 のび太はそう言われ、足元を見る。 すると、みるみる内に、グリーンの芝生が赤色に変色してゆく。 「なっ、なんじゃこりゃあー!」 ジャイアンは叫んだ。 周りからもどよめきが聞こえる。 『みなさん、お静かに。』 騒ぎの静まらぬ中、ツツジは一呼吸おくと、言った。 『これから第一次試験の課題を発表します。 第一次試験の内容は、○×クイズです!』 No.006『○(マル)』 「○×クイズだって!?」「え~、今年は一次突破しないとポケモンを使えないの?」「ククク……私の知識を見せる時が来たか……。」「っていうか足元の芝生の色が……。」「○×クイズ?ガキのお遊びじゃねえんだぞ!」 突然の一次試験課題の発表に騒然とする場内。 「クイズか……。」 のび太は誰ともなしに呟く。 どんな問題が出題されるのだろう。やっぱり、廃人めいた事が出題されるのだろうか。 のび太がそんなことを考えていると、またもやスピーカーからツツジの声が響いてきた。 『えー、皆さん御静聴お願いします。 ただいまより一次試験のルールを説明致します。 皆さま、とりあえずお足元をご覧下さい。』 そう言われ、参加者は一斉に下を向く。 上空から見たら、おそらく黒一色に染まるグラウンドが見れただろう。 ツツジは続ける。 『今、お足元が赤い方と青い方の二通りの方がいらっしゃると思います。 今回のクイズはその色で○×を判断したいと思います。 赤い方は○、青い方は×とお考え下さい。』 「成程……と、いうことは今俺達が立ってる所は『○』のエリアということだな。」 ジャイアンが呟く。 『思考時間は三十秒。 問題は参加者の数がある定数を下回るまで出題されます。 ちなみに、問題に不正解なさりますと、お足元の床がワープ床に変わり、会場の外へと連れ出されます。 分かりましたか?』 ワープ床?ヤマブキジムやトクサネジムにあったアレかな? のび太はそう考える。ポケモンの世界の科学の力って、スゲー。 『それではこれから一分後に第一問目の問題が出題されます。 みなさん、どうかそのままでお待ち下さい。プツン。』 騒然とした場内の中、放送が止んだ。 「ワープ床か……。 無駄に金かけてんな……。 そんなのに金かけるんならもっと広い会場にすれば良かったの……ブベッ。」 混雑した会場の中、ジャイアンの顔に今日四度目の肘打がとんだ。 東京ドームのある控室。 通常、ここでウグイス嬢が声を響かせているのだが、今日は特徴的な髪型のその本来の主ではないものが、そこを支配している。 「今年は何人残るかしらね……。」 邪馬台国みたいな髪型の女はそう呟き、腰を降ろす。 彼女の名前はツツジ。カナズミジムリーダーであり、今回の試験の一次試験官である。 「まだかしら……」 ツツジは足をまるでリズムをとるドラマーの様にぱたつかせている。誰かを待っている。そんな感じ。 そのリズムが最高潮に加速したとき、不意に扉が開いた。 「遅いわ!あと数十秒で出題よ!」 「すみません!ツツジさん。」 出てきたのはのび太達と余り歳の差は無いであろう一人の少年。上半身は半袖、下半身はトレードマークの短パンをはいている。 名をゴロウといった。 彼は去年、一発で試験をパスした言わばエリートな短パン小僧である。 カナズミジムに所属しており、ツツジの試験官の任務を補佐する役目に就いている。 そのエリート短パンは言う。 「しっかし、今年は異様に受験者が多いですねー。捌くの面倒じゃないですか?」 「そうでもないわ。 私達はただ問題出しながらモニター見てればいいだけだし。それに……。」 ツツジは下目使いにモニターを見やる。顔は軽く笑っている。 「これだけ人がいれば面白い人も沢山いるわ。 まぁ、充分な楽しみとして受け入れられるんじゃないかしら。 あなたは嫌い?他人が慌てるのを見るの。」 人間観察。ツツジの好きな事の一つである。 『暗い人だなあ。』 ゴロウはそう思った。 「それにゴロウ。この○×クイズがただの○×クイズだと思ったら大間違いよ。 この試験はただ知力のみを試すものじゃないんだから。」 ツツジは椅子から立ち上がる。 『ただの○×クイズじゃない?どういうことだろう? ツツジさんの考えなんて分かんないや。』 ゴロウはそう思った。少々根の曲がった女であることは一年間の付き合いで分かっている。 どうせロクでも無いことだろう。 怪訝な目を向けるゴロウを見やると、ツツジはマイクを握る。 「一つの物に見とれてては物の本質なんて一生分かんないわよ。さて、と。」 ツツジはそう呟くとマイクのスイッチを入れた。 『それでは第一問―――』 次へ
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今日 - 合計 - 永遠のフィレーナの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 19時01分10秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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【TOP】【←prev】【Wii】【next→】 ファミリートレーナー 2 タイトル FAMILY TRAINER ファミリートレーナー 2 機種 Wii 型番 RVL-P-REJJ ジャンル アクション 発売元 バンダイナムコゲームス 発売日 2009-12-10 価格 3990円(税込) ファミリートレーナー 関連 FC ファミリートレーナーシリーズ1 アスレチックワールド ファミリートレーナーシリーズ2 ランニングスタジアム ファミリートレーナーシリーズ3 エアロビスタジオ ファミリートレーナーシリーズ4 ジョギングレース ファミリートレーナーシリーズ5 迷路大作戦 ファミリートレーナーシリーズ6 マンハッタンポリス ファミリートレーナーシリーズ7 ファミトレ大運動会 ファミリートレーナーシリーズ8 突撃 ! 風雲たけし城 ファミリートレーナーシリーズ9 風雲 たけし城二 ファミリートレーナーシリーズ10 来来 ! キョンシーズ Wii ファミリートレーナー ファミリートレーナー 2 ファミリートレーナー 1&2 みんなで冒険 ! ファミリートレーナー 駿河屋で購入 Wii
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パイレーツハット(ぱいれーつはっと) 概要 エターニアに登場した帽子系の頭防具。 登場作品 + 目次 エターニア 関連リンク ネタ エターニア チャット専用の頭防具、帽子の一種。防御力+18、回避+6。 雷晶霊の遺跡で拾える。 分類 帽子 備考 一品物 防御力 18 回避 6 買値 - 売値 8700 耐性 - 特殊効果 - 装備者 チャット 入手方法 拾 雷晶霊の遺跡 ▲ 関連リンク ▲ ネタ 名前は「海賊の帽子」という意味。 ▲
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Wii Fit トレーナー とは、【Wii Fit】?のキャラクター。 プロフィール 作品別 コメント プロフィール Wii Fit トレーナー 他言語 別名義 トレーナーさん 初登場 【Wii Fit】? 全身真っ白で水色のスポーツウェアを着ている。 男女2人いる。 作品別 【Wii Fit】? 【大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U】 初期ファイター。 色替えで性別を変更できる。 【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】 隠しファイター。 色替えで性別を変更できる。 コメント 名前 全てのコメントを見る?